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KYOTOの夏 2009.葉月 |
〜四日目〜

台風一過?のKYOTO、

本日は暑くなりそうです。

涼を求め、奥嵯峨へ。

訪れた先は、その名も清涼寺。

名前に違わずしっとりとした雰囲気のお寺は、

歴史もあるようです。

清涼寺を後に、

さらに嵯峨の奥へと向います。

ふー、やっぱりKYOTOの夏は厳しい。

‘ひやしあめ’の赤い暖簾に誘われ・・・、

わーい、わーい♪

甘味って、童心に帰ります。

続いて訪れた先は、

苔生した庭で有名な祇王寺。

息を呑む美しさ、

張りつめた空気、

そして静寂。

まさに日本の美。

葵祭りに欠かせない双葉葵。

随分と歩きましたが、

もう少し頑張りましょう!

続いて訪れたのはあだし野念仏寺、

無縁仏の石仏で有名なお寺です。

虫にも優しいんですね。

お盆時期の夕刻にローソクを灯す、

千灯供養が有名です。

あっ、秋の予感?

戻りましょうか、そろそろ。

玄関には八角蓮。

こ、この構図!

そう、二日目は榮の間。

「俵屋の不思議」でも取り上げられている、

職人たちの技が光るお部屋です。

二日目はわらび餅ではなく河道屋さんの蕎麦ほうる。

お庭は翠と共通、

Oh!そんなお顔だったのね。

力強い手水鉢。

座り心地の良いベンツイス。

本間の床は夏仕立て。

榮の間の調度品も、

その美しさに、

うっとり。

夕食の前に、

館内も、

ちょっと探検。

お風呂につかり、

さっぱりしたら、

美味礼賛。

“TAWARA-YA”の馳走-U。

河豚より旨い虎魚。

絶妙な大きさの本鮪。

夏のKYOTOの締めくくりには・・・。

ヘレ肉を炭火で炙っていただきます。

人生最高のお鍋とご飯をいただきました!

最高の鱧鍋と鮎ごはんには・・・。

感、無量。

食後に自家製の梅酒もいただき、

幸福の時間へ。

お目覚めはカエルでなく、カルチエ。

朝の
“TAWARA-YA”!

東山を望む早朝の御池通り。

『俵屋さんの紹介でやってきた者です!』

朝6時半、一番汲みの湯葉をいただきます。

引き継がれる伝統と技。

踵を返さず、麩屋町通りを真っ直ぐと・・・。

終点は京都御所。

朝のお散歩にぴったりの、

広々とした庭園です。

約一時間のお散歩コースの後は、

朝ご飯の時間です。

その前にちょっと湯浴み。

絞りたてのオレンジジュースをいただいている間に、

トースター?

そう、本日のブレックファストは、

洋食。

ボイルドエッグを割るマジックマシーン。

ティーや珈琲もさめぬように。

木漏れ日の中、

ちょっとうたた寝。

名残惜しい
“TAWARA-YA”さんの滞在。

でも、もう夏休みも終わりです。

また逢いに来るね。

帰り道、

お洒落な食器と、

美味しいお茶もお土産に。

また来ましょう、夏のKYOTOへ・・・。
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