y

2015 GW 初夏の信州

一日目 松本〜美ヶ原温泉




晴天に恵まれたGW、














6時53分 船橋発の、














あずさに乗って、














信州の松本に。














コインロッカーに、














荷物を預け、














花咲き綻ぶ、














市内を散歩しながら、














松本城へ。














北アルプスを背景に、














勇壮に佇む天守は、














烏城とも呼ばれ、














国宝にも指定されています。














広い城内も巡る、














松本トレッキングの憩いは、














信州ランチ。














お蕎麦を所望する筈でしたが、














お目当ての店は長蛇の列。














名物の山賊焼きや、














肉厚の馬刺しを、














ジョッキのビールで流し込み、














郷土料理で蟲養い。














前回に続き、














またしても、














信州名物のお蕎麦に、














ありつけませんでした。














松本市内から車で10分ほど、














これまで気にも留めなかった、














美ヶ原温泉。














そのお宿は、















人もまばらな、















美しい名の温泉地に、














身を隠すようにひっそりと、














佇んでいました。














お宿の名は金宇館














趣きある古い館に、














少しだけ手を加えた、














大人の隠れ家。














その一番奥にあたるのが、














お部屋“辻堂”














ガラス戸の格子と、














床のフローリングが美しい、














小さなエルミタージュ。














網代畳の和室の室礼は、














大胆なモチーフの掛け軸に、














力強く描かれた有田の龍図。














メジャーな高級旅館とは一線を画す、














ロマンチックな美宿。














お部屋にお風呂は、














ございません。














モザイクタイルの内湯に、














洞窟風呂もある男湯。














ちょっと不気味な湯栓の内湯に、














露天風呂もある女湯。














貸切りの家族風呂と、














三箇所で源泉の湯を愉しめます。














湯上りは、














ちょっとレトロな趣の、













談話室で、














待合わせ。














お食事の前に、














二階の小さな、














図書スペースを、














しばし拝見。














もう一度湯に浸かり、














お腹の蟲が騒ぎ出したら、














ささやかな夕宴の始まり。














宴席は個室、














お部屋に入ると、














すでに配膳された前菜の、














見事なまでの美しさに、














心奪われ、














味わえば虜に。















生ビールがいただけるのも、














ポイント高いです。














お味もさることながら、














有田焼の器も美しく、














食事のボリューム感も程よく、














しかもこの日は、














大好物が目白押しで、














超大満足。














この日は満室でしたが、














最後までお料理が途切れることもなく、














まさに極上のひととき。














良い夢を、














見られそうです。














男女入替えとなった、














朝湯を愉しみ、














朝餉の時間。













林檎100%のジュース、














素朴なメニューの朝食ですが、














申し分ございません。














実は連泊で予約をお願いした際、














二日目も同じ食事になるという理由で、














連泊を断る連絡があり、














その心遣いと潔さに、














感銘を受けました。














個人的には連食でも、














合わせるお酒を変えるだけで、














十分楽しめたと、














確信しています。














隠れ宿とゲスト、














好みや相性もございますが、














お奨めできるお宿です。














何を求め、














何を妥協するか。














これまでとはちょっと違う、
新しい価値を求めて。

信州の旅、二日目は・・・。