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2014 大晦日 かよう亭
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〜二日目〜

加賀の名宿で、

新年を迎える、

滞在二日目。

まずは名湯を、

心ゆくまで、

満喫しましょう。

優しい陽が溶ける、

眺望も素晴らしい温泉は、

心まで満たしてくれます。

湯浴みの後は、

お宿の美を探索。

サロンのテラスに、

紅葉の名残り。

中庭へ続く三和土に、

畳敷きの廊下。

客室にも光が注ぎ、

趣きが変わります。

バルコニーの先は、

輝く森と渓谷。

日差しに誘われ、

山歩き。

登った先は、

東山神社。

一日早い、

初詣?

雲行きが怪しくなって来ましたが、

鶴仙渓の遊歩道も、

ちょっとお散歩。

昨日よりも、

さらに歩みを進め、

複雑怪奇なデザインの、

あやとり橋を渡ります。

突然ポツリ・ポツリ、

本日はこちらでUターン。

お空は気まぐれですが、

潔いお宿かよう亭。

お部屋に戻る前に、

サロンでカフェタイム。

ギャラリーも兼ねた、

サロンスペースでは、

珈琲や麦酒を嗜んだり、

サービスのハーブティーを、

いただくことができます。

お部屋の掛け軸も変わり、

あとは温泉と、

お布団を、

行ったり来たり。

今年一年を締めくくる、

年越しの宴。

和風テルミドールに、

酒肴のオードブル。

旧年の干支に、

好物が並びます。

吸物の口子と、

向付のバイ貝が絶品。

酒は愛山、

本日のお凌ぎは穴きゅう巻。

のどぐろに、

鯛の兜。

個性的な味わいのお料理に、

合うワインを、

パストラルご出身のソムリエに、

選んでいただきました。

ご飯で一度締め、

お夜食に年越し蕎麦。

いつの間にか、

外は幽玄の世界。

待望の雪景色、

ホットスプリングが、

心身を温めてくれます。

新年明けまして、

おめでとうございます。

かよう亭の初日の出とともに、

新春の宴。

祝いの肴に、

味噌仕立てのお雑煮。

鱈の子まぶしを肴に、

雪見酒。

北陸の地まで、

足を延ばした、

甲斐が、

ございました。

旅立ちまで、

スノーウォッチング。

チェックアウトは12時、

やがて窓の外は、

深深と降積もる雪。

駅まではタクシーで向かいますが、

道中も、

駅も、

雪一色。

列車も遅れ、

北陸本線では、

他の特急列車の乗客を、

救済するというハプニングも。

期待以上の、

雪正月、

春の幸旅行は・・・?
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