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2014 信州の夏休み
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〜二日目〜

信州で過ごす夏休み、

二日目のイベントは、

山奥トレッキング。

延々と続く坂道を、

黙々と登ること約2キロ。

県下でも屈指の名瀑、

勇壮な八滝を拝みます。

曲りくねって落ちる、

落差は県内1位。

雲行きが怪しくなってきたので、

ここで踵を返します。

今回は見逃しましたが、

秘湯の奥は、

名瀑の宝庫。

本日のイベント第二弾は、

共同浴場の熱湯に挑戦。

掛け流しの源泉、

温度は何と60度。

決死の覚悟で、

湯舟に身を沈めましたが、

気分は修行僧。

湯上りは、

お料理は・・・、

並びの蕎麦屋で。

松川渓谷を見下ろす、

高井橋まで足を延ばし、

カモシカの親子と、

ご対面。

しばらく草を食んだ親子は、

渓谷の茂みの中へ。

お宿に戻り、

一番風呂。

大きなお風呂を、

ひとり楽しむ、

贅沢なひととき。

長湯の火照りは、

贅沢の余韻。

一息ついたら、

再び遊歩道巡り。

鴎外の散歩道、

けもの道というより、

ものの化道。

道なき道を進む、

ワイルドな遊歩道、

どちらかと言うと幽歩道。

陽が傾けば、

夕宴の時間。

涼やかな食前酒に、

俵屋さんを彷彿させる、

盛付の美しい前菜。

高級な食材も盛られ、

秘湯とは思えぬ、

雅な膳。

椀は鱧、

酒は泡。

お造りは海の幸、

焼物は清流の恵み。

連泊するお客が、

飽きないようにとの、

お宿の配慮なのでしょうが、

贅沢な海の幸より、

地元の食材を使った、

山里のお料理を、

いただける方が、

ありがたいですね。

美味しいだけに、

なおさら残念。

蒼空に月浮かぶ、

山田温泉の夜明け。

雲が流れ、

茜色に染まり、

草木も目覚め、

少し足を延ばせば、

この絶景。

お部屋に戻って、

お夜食を頬張り、

朝湯へ。

身体だけでなく、

心もきれいになる、

深緑を眺めながらの、

朝の湯浴み。

朝食の前に、

館内フォトタイム。

ロビーを飾る、

美しい調度品を、

自然の光が照らし、

醸し出される、

Fujii-soビューティー。

光と影が織りなす、

美の世界を堪能したら、

澄んだ青空の下、

お腹を満たします。

上戸を誘う、

メニューの数々。

セイロで供される、

新鮮野菜の、

蒸し物に、

ついもう一杯。

食材のチョイスなど、

色々と工夫をされた、

楽しい朝食ですが、

残念ながら、

五年前にいただいた、

朝食ほどの感動は、

得られません。

一品一品のお料理が、

どれも美味しいだけに、

次回に期待しましょう。

お天気が良いだけに、

最後にお宿の散策路を、

もう一度トライしたかったのですが、

お隣の畑にクマが現れ、

あいにくの閉鎖。

後ろ髪を引かれる思いですが、

出発です。

バスを待つ間、

アンチエイジング?の里で、

お土産を物色。

夕食の食材を、

しこたまゲット。

可愛いけど君のせい?

バスに揺られ、

須坂に戻り、

いにしえのロマンスカーで、

そぼふる雨の中、

長野駅へ。

再びE7系新幹線、

帰りはグリーン車。

落着きのあるカラーの、

快適なサロンです。

自然に触れられる、

信州の夏休み、

次の旅は・・・。
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