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花見は皐月 in東北 2013
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〜一日目 会津〜磐梯熱海温泉〜

初夏のTOKYO-Cityから、

春を求めて北へ。

車窓の新緑を肴に、

自慢の逸品と、

お花見気分。

降り立ったのは郡山、

春はどこに?

うららかと言うよりは、

初夏の陽だまり。

磐梯山には雪が残っていますが、

バスを降りればやはり夏日和。

鶴ヶ城も緑一色ですが、

おや?

少しだけ、

春の名残り。

この日の会津は三十度、

雀も水浴びで熱中症対策。

遠目には新緑に浮かぶ天守閣ですが、

近くで見れば春爛漫。

八重のSakuraは、

ちょうど見頃。

いつの時代であろうと、

長閑に眺めたいですね。

Fujiはこれからですが、

季節も移ろい、

また違った表情を魅せてくれるのでしょう。

レトロな情緒と、

新しい風が調和した会津の町。

そんな会津らしい一軒でランチ。

店の向かいが造り酒屋だけあって・・・、

とは言えこの陽気では。

会津の名産を、

JAZZをBGMに、

いただきます。

店前の銘酒には、

これも会津の名物料理を。

締めは大根のおろし汁でいただく笊に、

花見ならぬ月見とろろ。

時代劇に出てきそうな小上がりもあります。

歴史を感じさせてくれる会津若松駅の駅舎、

SLではありませんが、

ばんえつ物語を旅します。

山-Sakuraだけではありません、

磐梯熱海駅では八重のSakuraも。

他にもたくさんの花々が、

お出迎え。

本日のお宿、

山間に佇む、

熱海荘(ATAMI-SO)。

静かで、

しっとりとした、

大人の宿です。

お部屋は天河の間、

渓流に面した、

いえ渓流の上に佇む、

広々としたお部屋です。

粋で、

酒脱な、

大人の隠れ家。

一息ついたら、

温泉へ。

お肌にまとわりつく、

まったりとした湯を、

渓流を眺めながら。

湯上りの待合わせも、

あっちやこっちで。

広くはありませんが、

湯上りの、

お庭の散歩もお勧めです。

お食事の前に、

渓流沿いの、

遊歩道を、

そぞろ歩き。

もうひと風呂浴びたら、

夕餉の始まり。

お部屋でいただくこともできますが、

ダイニングで摂ることもできます。

今宵はダイニング、

ライトアップされた庭が、

酒宴を盛上げます。

食事はまずまずですが、

何よりもサービス精神旺盛な、

ご主人のお人柄。

美味しいお酒と、

旨いもんが好きそうな、

心和む雰囲気を、

醸しだしていました。

お目覚めのBGMは、

川の水音。

渓谷に抱かれながら、

朝の湯浴み。

朝食はお部屋で、

定番メニューの他にも、

郷土料理もちょこっと。

食後のブレイクタイムは、

鴨の戯れ。

お宿を後をにして、

東北の春を求め、

さらに北を、

目指します。
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