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KYOTO-2011 .大晦日

一日目 京都ホテルオークラ




今年も年越しは、














冬の京都で。














最近の定番に、














ちょっと意外なチョイス。














何はともあれ、














京都はすこぶる快晴。














今宵のお宿に荷物を預け、














向かった先は銀閣寺道。














訪れたのは橋本関雪の邸宅、














白沙村荘















銀閣寺の参道の畔、














大文字山を借景とする、














東山の地に描いた、














関雪の美の邸宅。














個人邸と思えないほど、














広大な庭園と、














数々の美しい建造物。














それでも以前に比べ、














敷地はかなり、














縮小されたとか。














焼失した茶室のひとつを、














ちょうど修繕していましたが、














神社仏閣とは趣の違う、














美の遺産は、














是非残して欲しいものです。














ミュージアムでは関雪のスケッチや、














古美術のコレクションなども、














観ることができます。














少し遅めのランチは、














白沙村荘の一画、














瀟洒な佇まいの洋館。














レトロなムードの店内に、














クリスマスの余韻も、














少しだけ。














前菜はムール貝と、














ガーリックトースト。














お勧めの白ワインに、














よく合います。














メインディッシュはポモドーロと、














エリーケたっぷりのミネストローネ。














お腹の蟲が満足したら、














緑に囲まれたレストランを後に。














続いて訪れたのは一乗寺、














詩仙堂丈山寺














有名な獅子脅しの音だけが、














境内に響く、














静けさに満ちた、














曹洞宗の寺院。














三十六歌仙の肖像画を並べた、














詩仙の間があることから














一般に詩仙堂と呼ばれていますが、














正しくは凹凸窠(おうとつか)。














有名な庭園も、














散策することができます。














庭園から眺めた至楽巣に、














月を眺める嘯月楼














庭には小川も流れ、














水をたっぷりと蓄えた、














獅子脅しがコツンと。














庭はそれほど大きくもなく、














どちらかと言うと地味目ですが、














そのひっそりとした感じや、














詫びた感じが、














女性に好まれそうです。














市内の中心部からは、














少し離れたロケーションですが、














山寺ならではの坂道を、














是非、















トライしてみて下さい。














ホテルに戻り、














チェックイン。














お部屋はルームキーがないと、














エレベーターが停止しない、














特別なフロア。














ゲストルームとしては、














最上階に位置するので、














市内を一望できます。














テレビボードの向うが、














ベッドルームのジュニアスィート。














最後のサンセットに感謝を捧げ、















夜の帳が下りれば、















外出モード。














身体を温め、















シャワーを浴びて、















お出かけです。














大晦日の晩餐、














2011年は天邑














お料理はちょっと特別に、














すっぽん&天ぷらのコース。














すっぽんの山かけに羽二重蒸しと、














お刺身だけは残念ながら鰤。














唐揚げが出たところで、














ハッピー・シャンパーニュ。














用意が出来たところで、














来ました熱々の、














まる鍋。














銘柄は昨年に引続き。














第二幕は天ぷら、














香ばしい海老の頭と、














甘ーい海老の身。














食感が楽しい生麩と、














ほくほくの玉葱に、














日本酒が欲しくなる口子。














肉厚の椎茸に、














蕩ける雲丹。














白ワインもいただき、














春のお告げに、














芳しい穴子。














大満足の大晦日の晩餐、














年越しのかき揚げ蕎麦と、














さっぱりスィーツで締めくくります。














ホテルまでは酔い覚まし、














麩屋町通りの、














粋なネオンを見過ごし。














御池通りは、














ちょっと派手な、














イルミネーション。














八坂神社の、














おけら参りにでも、














お出かけしたいところですが、














瞼が重たくなり。。。














目覚めればすでに、














京都も2012年。














新年明けまして、














おめでとうございます。















今年も是非、京都へ。