KYOTO-2011.葉月

三日目 富士




今回の京都ヴァケーションは、














東西奔走。














三日目は嵯峨小倉山、














常寂光寺














ご存じ、














"そうだ、京都へ行こう"の、














ポスターのモデルとなった、














嵯峨の美しいお寺です、














確か、こんな感じ?














だったような気もしますが、














こんなだったかしら?














長い石段を上がると、














眺めは絶景ですが、














暑さでトカゲ君も、














人目を憚ることなく、














水浴びしています。














嵐山エリアでも、














少し奥まった場所にあるので、














ポスターのモデルにまでなっていますが、














人もまばらで、














蝉時雨だけが、














境内に響く、














穴場のお寺です。














戻る道すがら、














草庵風の休憩所で、














ひと休み。














あら!ここですね。














それにしても、














夏の京都は暑い。














またそれも、














京都らしさですが。














帰り道は、














嵯峨の竹林。













嵐山駅まで、














戻ります。














ランチは姉小路フレンチ、














ルナールブルーで、














昼間からア・ラ・カルト。














肉厚のパテに、














はじけるスパークリング。














香ばしいエスカルゴのブルギニオンに、














仄かな酸味の白ワイン。














チーズたっぷりのサラダに、














ルビー色の赤ワイン。














前菜で飲み過ぎたので、














爽やかなペリエで、














メインをいただきます。














“俵屋”さん三日目、














本日もお部屋は変わり、














本館一階の富士















"俵屋"さんが、














ベールに包まれていた、














遠い昔、















"俵屋"さんのお部屋として、














紹介されていた、














数少ない写真の、














モデルになっていたのが、














こちらのお部屋。














いつか必ず訪れてみたいと、














憧れ続けてきた、














"俵屋"さんのお部屋として、














期待を裏切らなかった、














いえ、期待以上の、














風情のある、














素敵なお部屋です。














広めのお風呂で、














しみじみと、














"俵屋"さんの良さに、














耽ったら、














夕宴。














夏の宴の舞台に、














相応しい富士の間。














小吸物と、














先附は、














定番のお料理が、














並びます。














向附も、














恒例の鮪に、














虎魚の薄造り。














網代床の和室に、














仏のシャンパーニュ。














一見何の、














脈略もなさそうですが、














共に暑い京都の、














夏の宴にぴったりの、














爽やさを演出してくれます。














焼茄子に海老、万願寺、














虎魚に生麩、三度豆、














強肴は鱧ざく。














ご飯も夏の定番、














絶品の鮎御飯。














マンゴゼリーをいただいたら、、














夢の中へ。














明るい日差しが溶ける、














朝の厠。














『お早うございます』、














ありきたりの言葉が、














新鮮に感じる、














気持ちの良い朝。














本日は和食、














お豆腐料理は、













冷奴にトライ。














焼魚は鮭に、尼鯛。














富士の魅力は、














庭との一体感。














の間から愛でた、














素敵なお庭が、














手に取れるような、














この距離間。














さて、次のお部屋は?