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KYOTO-2011 .大文字

一日目 楓




夏のヴァカンスのディストネーションは、














しつこいようですが京都。














トーキョーステーションのグランスタで仕入れた、














トム・ヤン・チキンと、














スプリングロールで、














ヴァカンスのスタートにアンバー!














山科駅まで戻り、














ちょっと寄道。














向かった先は毘沙門堂














緑豊かな、














観光客をほとんど見かけない、















静けさに包まれた、














山科の名刹。














今宵送り火が催される、














大文字山の参道を、














川沿いに、














さらに奥へと進みます。














茅葺の古民家?、














そう、春秋山荘 高月














高台寺の名料亭が、














自然豊かなこの地で営む、














蕎麦懐石のお店です。














仄かに暗い、













趣きのある店内から、














日差しの注ぐ庭を眺めつつ、














まずはこの一杯。














ちょっと下品に、














ジョッキを仰いだら、














居住まいを正して、














いただきましょう。













細目に切られたお蕎麦の、













つゆのお出汁は、














芳しい香魚。














シンプルながら、














心落ち着く、














お料理の数々。














避暑も兼ね、














ちょっと足を延ばしてみては、














いかがでしょうか。














デザートは市中に戻り、














いつもの喫茶で。














おやっ、“俵屋”十三代目














お部屋は














窓一面に青もみじが映る、














新館2階の、














こじんまりとしたお部屋です。














楓の室礼は、














探幽の水墨画。














真新しい浴槽に、














身を沈め、














さっぱりしたら、














わらび餅。














青蓮院の将軍塚へ、















五山の送り火観賞に赴くため、














お食事をいただく時間が、














観賞前の早めとなるので、














ちょっと勝手を言わせてもらい、














本日は片泊まり。














それでは参りましょうか、、














“俵屋旅館”御一行様。














ジャンボタクシーで20分ほど、














市内の夜景を一望できる景勝地です。














定刻をちょっと過ぎ、














山の一部が赤々と燃え始めると、














大文字に続き、














後は次々と文字を浮かび上らせ、















あっと言う間にクライマックスを迎えますが、














同時に市中で瞬くフラッシュも、














輝く星座のようで、














とてもきれいでした。














“俵屋”さんから数分、














御池通りを越え、














今宵の一軒へ。














エルフォゴン














京都でスペイン料理?














良く冷えた生ビールに、














お通しのパテと、














炭火で炙ったアグー豚。














タパスの蛸のガルシア風には、














もちろんカヴァ。














京都でスペイン料理、














居酒屋気分で楽しめば、














なかなかいけてます。














締めのシーフードパエリアで、














お腹も大満足。














もう一軒は止めにして、














お布団へまっしぐら。














リネンの肌触りが心地良く、














あっと言う間に夢の中。














ベルグラスを満たすオレンジジュースと、














すっぱい梅干。














“俵屋”さんの、














朝食タイム。














何度いただいても、














幸せになるお味です。














ガーデンヴィラと称された楓、














窓一面の緑は、














その美しさに、














時の経つのを忘れてしまいます。














さあ、さあ、















そろそろお出かけですよ。