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唐津 洋々閣 2011.元旦 |

長崎空港到着は少し遅れて17:30。
雪のため、数時間前に開通した高速道路を利用して唐津へ向かいます。

見えてきました雨の夜空に浮かび上がる唐津城!
(写真は慌てていてぼけぼけ)

お宿は風情漂う洋々閣、

兎にも角にもお風呂へ。

温泉ではありませんが、

ゆったりとした大浴場。

待合わせの間に、

ギャラリーをちょっと覗き見。

お部屋に戻れば、

さっそく夕宴の始まり。

期待に違わぬラインナップ、!

料理も美味しいですが、

唐津焼の器が、

お宿の雰囲気にマッチして、

日本料理の良さに浸れます。

待望のアラのお刺身、

洋々閣名物の高級白身魚。

薬味も器も芸術的。

個人的には河豚や虎魚の方が好みかも・・・。

シンプルイズベストな酒器。

お出汁は美味しいですが、蛤真丈がちょっと硬め。

ちょっと甘辛く感じたアラのあら煮、

お酒が進みます。

養老蒸しは少し塩気が強いかも。

コースのアクセントになる栄螺の春巻。

酢の物として供されるテッサ、

来週は虎魚が待ってます。

程良い量に盛られたご飯。

九州は全体的にお味が濃いめのようです。

明日は由布院へ向かう予定ですが、

予約したバス路線は大雪のため、

本日は全面運休だったそうです。。。

心配事など何のその、

本日もお目覚めは快適ですが、

お宿のPCをお借りして、

由布院までの別ルートを検索。

JRの特急は夕方まで空席なし。

ジタバタしても始まらないので、

お部屋のお風呂で、

朝風呂を堪能しましょう。

朝食はお食事処で。

きれいな庭を眺めながらの、

朝食ですが、

高級料理旅館らしい夕食に比べ、

ちょっと拍子抜け。

特に器の落差とせわしない雰囲気に、

少しがっかり。

一番が奥が宿泊した‘十坊の間’。

趣のある廊下は、

日本旅館の良さを感じさせてくれます。

大ぶりの籐の椅子が置かれたロビー、

火鉢の炭が心を暖めてくれる、

落ち着いた空間です。

昨夜はフォトを撮る間もなく、

慌しい訪問でしたので、

気を取り直してフォトタイム。

そう、

朝一番、電話でバス会社に確認をしたら、

本日も運休することに決定!

まあ、今度は陸続きですし・・・。

美しい格子の壁の並びに、

ギャラリーへの入り口があります。

お正月の装いの玄関、

歴史を重ねた風格を感じます。

‘十坊の間’もちょっとご案内。

広めの床の間を飾る、

季節の花に、

美しい香炉。

華美ではない、

日本建築の良さを伝える、

素晴らしいお部屋です。

部屋から眺める庭を、

雨が濡らし、

まさしく一期一美の美しさを拝見できました。

由布院までは、

初体験となるJR特急の自由席にトライすることに。

ちょっと早めに並ぶ予定なので、

お風呂で身体を温めます。

短い時間の滞在でしたが、

スタッフの皆さんのおもてなしも、

心に沁みた洋々閣。

料理には少し注文をつけたいですが、

今度はゆっくりと堪能したい、

味わい深いお宿です。

ほら、虹も。
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