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夏の古都巡り 京都 俵屋 松籟 2010.葉月 |
〜二日目〜

二日目の京都も晴天=酷暑、

お散歩前に熱中症対策。

盛夏のお散歩は、

御所近くの蘆山寺。

かの紫式部邸宅跡の、

桔梗で有名なお寺です。

決して大きなお寺ではございませんが、

手入れの行き届いたお庭に、

大好きな桔梗が、

見事に配されでいます。

帰り道は、

蝉時雨で賑わう、

御所の遊歩道。

京都三名水のひとつ、

染井の井戸でクールダウン。

名水と言えど、

この極暑では、

つかの間の、

清涼。

六角通りの栖園さんで、

本格的に、

暑気を払います。

英気を養ったら、

お宿へ。

麩屋町姉小路上ルと、

やはり別世界。

お部屋は新館、

一階の松籟。

寒竹の仕切りから、

光が漏れる、

美しいお部屋です。

常に新しい、

常に美しい、

“俵屋”のお部屋。

松籟とは、

松の木の梢に吹く風の音。

確かに木々の囁きが、

聞こえてきそうな、

雰囲気もございます。

荷物を解き、

お風呂に浸かり、

さっぱりしたら、

わらび餅。

一息ついたら、

ちょっとお散歩。

三条通を巡り、

お腹がすいたら、

踵を返しましょう。

お散歩はあっという間でしたが、

空腹を満たすためでなく、

本物の京都のお味を、

堪能いたしましょう。

雲丹の羽二重蒸しに、

涼しげな前菜。

鱸に、

鱧の湯引き。

虫の声を聴けるのは、

まだ先ですが、

鮎が愉しめる、

京都の夏。

焼茄子に、

温物、

強肴は海老と鮑。

素晴らしい器やお味も、

さることながら、

程よい量に、

安心して食事を、

いただくことができます。

余韻に浸りつつ、

安らぎの時間へ。

朝のお散歩は、

姉小路から、

高倉を抜け、

六角を曲がり、

六角堂へ。

昨年のお正月に続き、

二度目となる、

“俵屋”からの散歩に、

おあつらえ向きのお寺さんです。

お宿に帰れば、

オード・ヴィ。

そして、

一日の活力となる、

“俵屋”さんの朝食、。

木漏れ日の中、

湯浴みをしたら、

お出かけです。
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