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夏のKYOTO 2010.文月 |
〜祇園祭〜
京都の夏の風物詩、
祇園祭。
ハイライトの山鉾巡行を、
存分に楽しんだら、
喧騒を逃れ、
“俵屋”さんへ。
ここだけが空気が違う、
別世界。
お正月に続き、
お部屋は招月。
季節が変われば、
美も変わります。
華やかさから、
凛々しさへ。
でも、居心地のよさに、
変わりはございません。
やすらぎと、
温もりと、
美しさが、
部屋中に、
散りばめられています。
もちろん、
部屋から見える、
景色とて、
同じこと。
心地よさは、
お風呂や、
湯上り、
厠にこそ、
表れます。
湯船に身体を沈め、
さっぱりしたら、
わらび餅。
最上の時間です。
夢か?
うつつか、
幻か?
俵屋さんには、
日常とは違う、
空気と、
時間が、
流れています。
夕刻の俵屋さん、
界隈を、
ちょっとお散歩。
祭りの後の、
静けさ。
京都に来て、
美味しいものを、
たくさんいただきましたが、
いよいよ本番。
祇園祭の、
夜にいただく、
俵屋の、
馳走。
刺身は油目と、
鯱。
お酒はわらび餅の器で。
さらに食欲が増します。
焼物は、
太刀魚に、
笹で燻される、
鮎。
御凌ぎに続き、
祇園祭りと言えば鱧。
強肴はいつも通り絶句。
祇園祭に欠かせない鯖寿司。
夏ですが、鱈腹。。。
横になったら、
余韻に浸る間もなく・・・。
早起きをして、
お散歩。
高瀬川を渡り、
二条通を進み、
鴨川まで出れば、
北山の眺望も見事。
お目当てのギャラリーも、
まだ開店前。
途中、
出勤途中の
客室係りの人とも出会い、
腹ごなしには、
ちょうどぴったり。
朝の定番とともに、
膳が運ばれます。
いつも通り鰈に、
豆腐は揚げ出し。
締めは茶漬けで。
お腹が満足したら、お出かけです。
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