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夏のKYOTO 2010 |
〜宵々山〜

18:00、滞りなく仕事を終え、

21:11、KYOTOに到着。

雨上がりの夜空に浮かぶ京都タワー、

艶っぽいネオンに包まれて木屋町へ。

本日の夕食はイタリアン、

イルギオットーネ・クリネリアのテーブルにて。

まずはシャンパーニュで喉を潤し、

手書きのメニューと睨めっこ。

アラカルトから選んだ一皿目は、

和牛肉のカルパッチョ、

シェアしていたきます。

新しい出会いが期待できるグラスサービスのワイン、

銘柄はスタッフにお任せです。

今宵の主菜となるロブスターのお披露目に続き、

二皿目のポテ&ウニのヴァニラ風味ソース。

フォアグラとコーンのカットナーラ、

ハニーテイストの白ワインによく合います。

見る影もございませんが、

お味はとっても美味。

大きなパルミジャーノボウルに盛られたお野菜のリゾットと、

ハーフポーションのシーフードリゾット。

お食事の締めくくりは赤で。

ラストオーダーはピスタチオと、

やまもものアイスクリーム。

コーヒーを味わいながら余韻に浸る…、

スマート&カジュアルなリストランテです。

チェックインは真夜中、

ホテルは日航プリンセス京都。

祇園祭を存分に楽しめる、

手頃なロケーションです。

早朝、

宵山の舞台裏を探検。

山鉾巡行のスタートとなる、

四条ストリートも人はまばら。

昨夏お世話になった木乃婦。

ホテルで一息ついたら、

出直しです。

クロックムッシュとコーヒーの朝食を、

前田珈琲で済ませ、

本格的に山鉾巡り。

お隣の橋弁慶山(はしべんけいやま)、

巡行では弁慶と牛若丸が山に乗ります。

室町通の鯉山(こいやま)、

会所もちょっと覗きます。

庭に置かれた瓦に、

左甚五郎作と伝えられる滝を登る鯉。

渋味を醸した黒主山(くろぬしやま)、

御神体の大伴黒主はちょっと不気味。

金色に描かれた二尾の鯉を見つけると幸福になれるとか。

夫婦和合のシンボル、鳩一対。

祇園祭のもうひとつの見どころ屏風祭、

町屋の皆さんが公開する由緒ある秘蔵品の数々。

こちらの町屋さんも気になります。

見事な屏風と袢纏、

そして美しい坪庭。

そろそろお腹も…、

桜田へ。

近江の高級料亭、

招福楼の流れをくむ懐石料理の名店。

食前酒から始まる昼の懐石は、

カウンターではなくテーブル席で。

祇園祭にちなんだ器の先付に、

お出汁が素晴らしいお椀。

涼しげな酒器で供される京都の銘酒に、

皮まで旨い鯛のお造り。

ブランドが変われば酒器も。

夏らしい八寸代わりに、

京都ブランド三本目は切子ガラスで。

長刀鉾が蓋に描かれた温物、

たっぷりの刻みケッパーでいただきます。

バカラに注がれたペリエでお口直しをしたら、

祇園祭りをいただきます。

水羊羹もいただいたら、

再び、祇園祭りへ。
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