岩室温泉 ゆめや 離れ舎 2010.睦月




バースディ・トリップ♪二日目、














著莪の里 ゆめや”の周辺を散策。














『いってらっしゃ〜い』














この辺りは佐渡・弥彦・米山国定公園、














風景もだいぶら・し・く・なりました。














ゆめや”のお手製の地図と勘が頼りですが、














あえなく遭難。














なんとか自力で脱出。














山歩きは向かないようなので、














今度は川沿いを。














宿の周辺はさほどもありませんが、














少し離れると、














景色は一変。














そこは雪国です。














上り坂が続きますが、















足取りは軽快♪














蛍の名所だけあって、














確かにきれいですが、














足元から凍え始めています。














お腹も空いてきたし、














そろそろ戻りましょうか。














お昼はご近所の“わた膳”、














ゆめや”ご推奨のお蕎麦屋さんです。














限定極上蕎麦














頼まない手はないでしょう!














こちらが二百拾円増の極上物!














むしろ、天婦羅の美味しさにちょっと驚き。














もちろん、極上物も確かに極上でした。














無事 “ゆめや”に到着。














『お帰りー』














道中いろいろとございましたが。。。














ランチは “ゆめや”でも、














この“桜庵”という茶室でいただけます。














本日のお部屋は“離れ舎”。














母屋のロビーで、














お菓子をいただいたら、














離れへ。














離れ舎”は母屋の川向こう。














バースデー・トリップにお誂え向きと、














すかっり忘れていたキャンセル待ちが、














見事にビンゴ!














高い天井に、














広いお部屋。














足元はポカポカだし、














キッチンもあれば、














備えも万全。














極めつけは、














自分で薪をくべる薪ストーブ。














薪のストックもたっぷり、














暖かい楽しい時間を過ごせます。














お部屋をご案内する前に、














ちょっとブレイクタイム。














離れ舎”の玄関。














薪ストーブが置かれたダイニングに、














キッチンキャビネット。














床暖房の三和土を上がると、














琉球畳のジャパニーズルーム。














ベッドルームに、














サニタリースペース。














足元を照らす階段を上がると、














小さいながらも和室がありますが、














ふたりだけなら景色を眺めるくらい。














圧巻は舎の外、














この広い庭を独占。














雪が降っても心配ございません。














バスルームは更に離れた別棟。














『覗いちゃダメよ』














清潔感漂う脱衣所、














木炭を敷き詰めた壁のおかげのようです。














ふたりでゆったり入れる浴槽、














注がれるのは源泉100%掛け流し。














浴衣を何枚も用意してくれましたが、














離れ舎”ではもっぱらパジャマ。














防寒用のモンペにも一度だけトライ。














お食事までは、














お気に入りのCDを聞きながら、














薪をくべたり、














おこたで読書。















夜の帳が下りれば、














離れ舎”懐石の始まり。














調理は専属の板さん。














先付けと前菜、














口切は越後の地ビール。














本日の椀物代りは河豚ちり。














ハッピーバースデーはラブリーに♪














調理台からは芳しい香りが漂い、














お造里も芸術的。














炭火焼ののど黒に鮑のステーキ、














紅白のボディが目出度い焼蟹。














貝の酢の物が口直し。














炭火焼三皿目は牛ヘレと地産の野菜。














最後は自家製味噌がたっぷり塗られた焼きお握り。














セルフサービスが楽しいデザートを愉しんだら、














薪ストーブの前で焼酎のオンザロックを。














お目覚め&朝風呂の湯上り用。














離れ舎”の夜明け、














空気は冬の越後の冷たさ。














辛抱強さは皆見習わないと。














離れ舎”の朝、














『これこれ朝ですよ、














早く起きなさーい』














『ふぁーい』














朝日が溶ける極上の朝風呂で、














お目覚め。















二日目の朝食は、














洋食をチョイス。














新鮮なサラダに、














プチムニエルやプチソテー。














豆乳豆腐やクレソンのスープ。














ゆめや”の野菜の旨さは特筆物!














絵に描いたような幸福な朝食の風景。














離れ舎”なら洋食の方がお奨めかも。














晴れ渡る空に、














澄んだ空気。














少しだけ残った雪が、














光を放ち、














ゆめや”は本日も輝いています。














出発まで時間があるので、














川沿いをちょっとお散歩。














太陽の光と、














大地の緑の、














コラボレーションが生み出す、














自然のアート。














離れ舎”に戻り、














名残惜しむように、














最後の湯浴み。














準備ができたら出発です。














『また来てね。』














お宿でいただいた握り飯、














素朴なお味ですが、














この風景の中では、














心に沁みるお味でした。


   
しんねんを