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冬のKYOTO 2010.元旦 |
〜三日目〜

2010年元旦、

訪れたお寺さんは、

紫野にある大徳寺。

そう、一休和尚ゆかりの、

数々のエピソードに彩られた禅寺です。

今回拝観したのは、

アーネスト・サトウ氏も眠る塔頭、

高桐院。

凍えるほどに冷えた空気と、

えも言われぬ美しさに、

身が引締まる思ひです。

参道から千本通りへ、

おやっ?見覚えのある石橋と庭、

小堀遠州ゆかりの孤篷庵は拝観謝絶。

お宿に戻りがてら、

スィーツで小腹を満たします。

お店は三条通にある“リプトン”、

もちろんお紅茶もいただきましたよ。

『ただいまー』

『お帰りやす』

宿も、人も、

温かく迎えてくれる“俵屋”さん。

二日目のお部屋は、

竹泉。

目出鯛掛け軸に、

床を飾る香炉、

玄関にも飾られていた胡銅福俵。

「意中の建築」の著者、

中村好文氏が、

「これぞ!」

という一室に挙げた、

新館1階のお部屋です。

高野槙の湯に浸かり、

冷えた身体が温まったら、

わらび餅。

ひとやすみしたら、

館内へ。

ご利益がありますように。

今年の餅花は控えめですが、

手水鉢に活けられた花は情熱的。

『おや?』

『確か夏には、

ライブラリィにいたはず・・・。』

『お正月は、

アーネストスタディで過ごすのね。』

『今度会えるのはどこかしら?』

身体を清め、

“俵屋”さんの正装に着替えたら、

新年を祝う宴。

祝肴に、

自然薯の吸物。

新年の祝いにはこれでしょう。

お造りは河豚の薄作りに、

シャンパーニュによく合う若竹のお造り。

お椀は蛤真蒸、

焼物は寒鰤と海老の雲丹焼き。

やはり、こちらも。

御凌ぎは秘密。

鯱の炊いたんに、

強肴は鯛の絹田巻。

白磁の器に盛られたお赤飯。

締めくくりは蜜柑ゼリー。

新年早々、罰が当たりそうです。

のんびりと朝湯に浸かり、

一服したら、

またまた絢爛豪華、

“俵屋”さんの御節に、

舌鼓。

すましでいただく二日目の雑煮、

蓋を開ければ“俵屋”。

チェックアウトまで、

少しごろごろ・・・zzz。

君って、犬?馬?

新年の門出、

良いお正月を過せました。

今日も良いお天気です。

帰り道、

八坂さんも望む、

高台寺に寄り道。

秀吉の側室、

ねねゆかりのお寺さんです。

それにしても人が多い。

人混みは苦手なので、

路地へ。

いにしえの古都、

京都。

次回は来週です♪

可愛いお稲荷さんを頬張っていたら、

いつの間にか車窓も。

うとうとしている間に、

見事な富士山!

これって、

初夢?
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