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冬のKYOTO 2009.大晦日 |
〜二日目〜

冬の京都の旅、

二日目は、

弘法も筆をあやまる平安神宮。

すこぶる快晴ですが、

京都らしい底冷えです。

小川治兵衛作庭の神苑、

蒼龍池を鴨が優雅に泳ぎます。

池に浮かぶように建つ貴賓館に、

鳳凰を屋根に冠した橋殿。

橋殿を渡れば、

神苑巡りも終しまい。

続いてかぼちゃで有名な鹿ケ谷へ。

鬱蒼とした木々に囲まれた、

石畳の参道を登ると、

法然院です。

俗世から、

隔世された、

浄域。

しっとりとした、

静寂に包まれたお寺で、

一年の汚れを清めます。

伽藍内の公開は期間限定ですが、

参道や庭を眺めるだけでも、

訪れる価値がございます。

ランチは岡崎の、

“おかきた”さんで。

きれいな店内に、

気持ちよく対応する店員さん。

美味しい上に、

心も身体も温まる名店です。

今年三度目、

年越しを、

“俵屋”さんで迎える、

贅沢。

『またお世話になります。』

お部屋は、

初めてとなる新館。

一日目は招月、

新館の二階になります。

それではご案内を。

まずは雪隠。

優しい陽射が差し込む、

主間には、

空中に浮かぶ、

坪庭も。

室礼は神楽鈴に、

美しい大きさの坪。

光がたっぷり注がれる副間には、

アーネストスタディと同じソファ。

ひっくり返って見上げれば、

芸術的な眺めも、

色々な角度から、

愉しめます。

冷えた身体を温め、、

浴衣に着替えたら、

わらび餅。

一年を振り返りつつ、

少しうとうと。

一服したら、

着物に着替えて館内へ。

さりげなく、

庭座を飾る骨董。

ラウンジには、

京いろは歌留多に、

肥後八代産の晩白柚、

いにしえの羽子板と、

今年もお屠蘇。

そして美の極み。

ライブラリィには青白磁酒器揃。

お部屋に戻れば、

お屠蘇の盛られた錫の酒器。

俵屋の馳走が締めくくる、

年忘れの宴。

夏、お世話になった湯葉半さんの蒸し湯葉。

お造りは寒鰤に、

白尼鯛の昆布〆。

上戸にはたまりません。

穴子のお椀に、

炭火で炙る河豚。

底冷えのの京都には寒酒。

御凌ぎと、

温物は内緒。

お食事前のさっぱりとした逸品、

白ワインでも楽しめます。

冷たい鰊蕎麦をいただき、

今年もお世話になりました。

良い新年が迎えられますように・・・zzz

お目覚めは大福茶!

“俵屋”さんで迎えた新年、

良い年になりそうです♪

いかんせん、

朝から、

これですから♪

ほれ、

ほら、

それ!

そしてお雑煮。

元旦の朝から、

お腹パンパン。

ひとやすみしたら、

お出かけしまひょう。
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